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長期入院していた自宅の評価

Q 母親は病気療養で、約4年間入院しておりましたが、昨年末に亡くなりま
 した。その間住んでいた自宅は空き家になっておりましたが、いつでも戻っ
 てこれるよう、時々掃除には行っておりました。父は既に他界しております。
 相続税の計算にあたり、この自宅の土地は、居住用の土地に該当するのでし
 ょうか?

A 相続税の計算にあたって、居住用の宅地は、一定の条件を満たすことによ
 って、小規模宅地等の評価減の特例を受けることができます。

 この特例を使えば、330m2まで80%もの評価減をすることができます。

 長期入院で空き家であったとのことですが、あくまでも病院は居住する場所
 ではなく、治療のための一時的なものであると考えられます。

 また、自宅の方も他の家族が住んだり、賃貸したりしているわけではありま
 せんので、お母様の生活の拠点として維持されているものと考えられます。

 したがって、自宅の敷地はお母様の居住用のものとすることができます。

 なお、4年という長期間も空き家ということですが、上記は入院期間の長短
 を問わないものとされています。

 また、小規模宅地等の特例を適用するには、同居している親族がいないため
 いわゆる「家なき子」の親族が相続した場合にのみ、適用を受けることがで
 きます。

 家なき子とは、相続開始前3年内に自己または自己の配偶者の持ち家に住ん
 でいない親族です。

 その親族が、その自宅を相続し、相続税の申告期限まで所有していることが
 条件となりますので、ご注意ください。

                           《担当:北岡》

※本文で紹介させて頂いた内容は概略となります。
 詳細につきましては税務署または税理士等の専門家にご確認下さい。
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