HOME > メルマガ 実践!相続税対策 > 相続時精算課税を検討する

相続時精算課税を検討する

━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2017/03/08(第272号)━━
■□
□■ 【実践!相続税対策】-知っているといないでは大違い!
■□
□■  ”基本を正しく理解し、時間をかけて対策しよう!”
■□      http://www.tm-tax.com/souzoku/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

皆様、こんにちは。
税理士の北岡修一です。
 
 確定申告も今週でほぼ終わり...?というのが、当事務所内の
 目標ですが、果たしてどうなのか、微妙な時期になってきました…。

 やはり資料が来ないとできませんので、それを待っている人が、
 何人か。。。このメルマガ読んでいましたら、是非、早目にお持
 ちください(笑)。

 
 ということで、本日も「実践!相続税対策」よろしくお願いいた
 します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■
■□  相続時精算課税を検討する
□■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●3月15日と言えば、所得税の確定申告期限ですが、前年分の贈与
 税の申告期限でもあります。

 当事務所の今年の申告では、贈与税における相続時精算課税を
 使うケースが多かったですね。

●相続時精算課税をご存知の方は、多いかと思います。

 簡単に言えば、

 「贈与時には贈与税をかけませんが、その分の税金は、相続時
  に相続税で精算してください。」という税制です。

●もう少し具体的に言うと、

 ・60歳以上の親や祖父母から、20歳以上の子や孫に贈与をした
  場合、相続時精算課税を選択すると、

 ・2,500万円までの贈与には、贈与税がかからない。

 ・2,500万円を超える贈与については、超えた分の20%の贈与税
  を払えばよい。

 ・贈与を受けた財産は、その贈与をした親や祖父母が亡くなった
  時に、計算上、相続財産に加算して相続税を計算し、払う。

 ・その際、既に払った贈与税がある場合は、差し引ける。

 ということです。

●この相続時精算課税は、選択制であり、これを選択すると、その
 当事者間では、110万円の暦年贈与は使えなくなります。
 
 その当事者間で贈与する場合は、生涯、相続時精算課税の中での
 贈与になります。

●正に、生前”相続”という制度ですね。

 先に相続させるけど、相続税は後で払ってね、ということです。

 したがって、この相続時精算課税を使って贈与しても、相続税は
 減るわけではないので、あまり相続税対策にはならない、と言わ
 れています。

 もっと相続税対策をしたければ、非課税枠110万円、310万円まで
 の贈与であれば最低税率、の暦年贈与を使って、複数の親族に毎
 年贈与をしていった方が、確実に相続税対策になります。

●しかし、相続時精算課税には、もっと別なメリットがあります。

 それは、その財産は完全に贈与を受けた子(孫)のものになる、
 ということです。

 どうしても、この財産は、長女にあげたい、というものがあれば
 相続時精算課税を使ってあげてしまうことができる、ということ
 です。

●遺言で誰に何をあげるか、指定することはできますが、必ずその
 とおりに実行されるかどうかは、わかりません。

 遺言の有効性や、遺言に対する不満から、遺産分割協議に移行す
 ることもあります。

 また、遺留分の問題が出てくることもあります。

 その点、生前相続である相続時精算課税を使えば、確実にその財
 産をあげたい人にあげられます。

●もし、遺留分の減殺請求があったとしても、それは金銭で解決す
 ることができ、その財産はあげた人のものに変わりはありません。

 したがって、事業承継で自社株式を後継者にどうしても渡したい
 場合に、相続時精算課税を使うというのもありです。

●また、事業承継がらみの使い方では、後継者以外の子に、ある程
 度まとまった財産を、相続時精算課税を使って、贈与してしまう
 ことが考えられます。

 その代わりに遺留分を放棄してもらえばいいのです。
 遺言に文句を言わない、ということですね。

 その上で、安心して遺言で、後継者に自社株を承継させることが
 できます。

●このように相続時精算課税は、相続税対策ではなく、生前に親が
 思っているとおりに確実に財産分けをしていく時に、使える制度
 なのです。

 いろいろこの制度の活用を考えてみると、面白いアイデアが浮か
 んでくるかも知れませんね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【入会無料!】━
■『東京メトロポリタン相続クラブ』のご案内
   http://www.tm-tax.com/souzoku/
──────────────────────────────
 相続の「かかりつけ医」を目指して、当クラブを発足しました。
 相続についてのお悩み・疑問等を、お気軽にご相談ください。
 
 当相続クラブは、入会金・年会費は一切無料で、次のようなサー
 ビスを提供しています。

 ●入会特典:わかりやすい「相続・贈与ハンドブック」進呈
 ●初回相談無料、その後の電話・メール等での相談も無料
 ●相続税の簡易シミュレーションを無料で提供
 ●メルマガ、相続贈与マガジン(郵送)による情報提供
 ●弊社主催のセミナーにご招待
 ●信頼できる他士業(司法書士、弁護士、鑑定士等)のご紹介
 ●相続税申告や対策業務を、会員割引価格にて提供  等々

 詳しくは、下記サイトをご覧ください。
  【東京メトロポリタン相続クラブ】
   ⇒ http://www.tm-tax.com/souzoku/

 皆様のお申し込みを、お待ちしております。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<編集後記>

 先週、利根川が編集後記に「2017年をひらがな4文字で表すと」
 というサイトに、自分の名前を入れてみた、ということを書いて
 いました。

 そこで、私も入れてみました。グルグル計算表示がまわって出た
 答えは、何と「かねもち」!!利根川の「すとれす」とのあまり
 の違いに2人で大笑い!利根川さんの●●●●が私の◎◎◎◎に
 つながっているのかなあ....(笑)。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

電話でのお問い合わせは			0120-924-666

メールでのご相談はこちら