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相続した空き家の持分を相続人が持っていた場合

Q 一人暮らしをしていた母からその自宅土地建物を相続しましたが、その後
 空き家になっています。この土地建物の1/2は、私が以前から所有しており、
 今回母の持分1/2を私が相続したことにより、現在はすべて私の所有となって
 います。

 この度、この建物を取り壊した上で、土地を売却しようと思っていますが、
 平成28年より空き家を譲渡した場合に、3,000万円特別控除があることを聞い
 ています。
 売却価格は、概ね3,000万円弱になりそうなので、税金はかからないと思うの
 ですが、それでよろしいでしょうか?

 なお、空き家の3,000万円特別控除の要件は、いろいろ調べてみましたが満た
 しているようです。

A ご質問のとおり、平成28年4月1日以降の譲渡については、空き家の3,000
 万円特別控除の制度ができております。

 この特別控除を受けるための要件については、本メルマガの平成28年12月9日
 に配信されたQ&Aで解説しておりますので、そちらを再度ご確認ください。

 その要件の中に、譲渡価額が1億円以下であること、というものがあります。

 この1億円の判定は、ご質問者が以前より所有している持分も含めた、全体
 の譲渡価額で判定することになっています。

 今回は、3,000万円弱ということなので、この要件は満たします。

 ただし、3,000万円特別控除の対象になるのは、お母様から相続した部分に限
 られます。ご質問者が以前より所有している部分については、3,000万円特別
 控除の対象になりません。

 したがって、譲渡収入の1/2に対する譲渡益についてのみ、3,000万円の範囲
 内で控除することになります。

 残りの1/2の譲渡収入に対する譲渡益については、20%の所得税・住民税(所
 有期間5年超の場合)がかかることになりますので、ご注意ください。

                           《担当:北岡》

※本文で紹介させて頂いた内容は概略となります。
 詳細につきましては税務署または税理士等の専門家にご確認下さい。
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実際のお取引の際には、改めて該当法令等をご確認下さい。

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