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路線価よりも低い土地の売却

「路線価よりも低い土地の売却」

Q 父は、自宅の他にアパート1棟と駐車場を2か所持っています。先日来、
その駐車場の1つを売ろうかどうか検討しており、不動産会社に査定をして
もらいました。
ところが、最近発表された路線価による評価よりも、売値の方が低くなって
しまうとのこと。
将来の相続税対策のことも考えると、今売った方がよいのか、それとも売る
なら相続後の方がよいのでしょうか?

A 上記だけでは何とも言えませんが、今後もあまり値上がりしないような土地
であれば、相続税のことを考えれば、相続前に売ってしまった方がよいかも
知れません。

というのも、相続税は路線価をベースに計算されることになっており、この
まま持っていれば高い路線価で評価をすることになり、相続税は高くなって
しまうからです。

相続前に売却した場合は、売却した金額から譲渡にかかった費用や、譲渡所
得税などを引いた残りが、相続税の対象になっていくからです。路線価で評
価するよりも、相続財産は少なくなるでしょう。
当然、相続税も少なくなります。

また、現金にしておけば生前贈与などの対策なども行いやすくなります。
ただし、その駐車場の土地について小規模宅地等の評価減をすることにより
路線価評価よりも低くなる場合もあります。

自宅とアパートともう1つの駐車場もあるとのことで、将来の相続ではどの
土地を小規模宅地等の評価減の対象にするのか、あらかじめ検討しておくこ
とが必要ですね。

また、相続税の申告においては、鑑定評価をすることにより、路線価よりも
低い価額で申告することも可能です。もちろん、鑑定費用はかかりますが。

ただ、あくまで売却する予定の土地であれば、鑑定費用などはかけずに、売
却により金額を確定してしまった方が良いと思われます。

なお、相続開始後3年10か月以内に売却した場合は、その駐車場にかかった
相続税分を取得費に加算できる特例もありますので、それも考慮にいれて、
試算してみることをお奨めします。

以上のようなことを考えながら、いつ売却するのが最もよいのか、ご検討
いただければと思います。

≪担当:北岡≫

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※本文で紹介させていただいた内容は、概略となります。
詳細につきましては、税務署または税理士等の専門家にご確認ください。
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