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複数の賃貸マンションを売却した場合の税金と申告について

Q 2つの賃貸マンションを同じ年に、別々の者に売却した場合の税金の計算と
申告について教えてください。

1つは、売却価格が1,000万円、取得価格は900万円です。
もう一つは、売却価格が800万円で、取得価格は900万円です。

A その年1月1日から12月31日までの間に、不動産を譲渡し、利益が出る場合
には、翌年2月15日から3月15日までに確定申告をする必要があります。

今回、2つの物件を、同年に譲渡していますので、翌年に確定申告をする
ことになります。

まず、譲渡所得の場合は、1契約ごとに所得の計算をしていきます。
今回、2つの物件を譲渡していますが、それぞれを1契約として計算しま
す。

譲渡所得の計算は、譲渡価格から取得費や譲渡費用などを控除した金額が、
プラスであれば、所得税と住民税が課税されます。
マイナスの場合は、税金はかかりません。

ご質問にある1つは、売却価格1,000万円、取得価額900万円とありますの
で、利益は100万円となります。
賃貸マンションですので、減価償却費も取得費から控除しなければなりま
せんが、ここでは省略します。

もう1つは、売却価格800万円、取得価格900万円とありますので、100万円
の損失となります。

これら2つの物件は同年に譲渡していますので、損益通算することができ
ます。利益、損失とも100万円ですので、通算で所得金額は0円となります。

この場合、利益が出ませんので、譲渡所得の申告に限っては、確定申告を
する必要はありません。
ただし、不動産の譲渡などをした場合は、税務署から後日、お尋ねがきます
ので、その際に、売買契約書などを用意して、回答すれば問題ありません。

このような対応が面倒であったりする場合は、利益が出ていなくても申告書
を提出してもよいかと思います。

ただし、居住用不動産を譲渡した場合などで、特例を適用するときは、損失
となっていても、申告する必要がありますので、ご注意ください。

≪担当:宮田≫

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※本文で紹介させていただいた内容は、概略となります。
詳細につきましては、税務署または税理士等の専門家にご確認ください。
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