HOME > メルマガ 実践!相続税対策 > 複数の小規模宅地等の特例が適用できる場合の限度面積

複数の小規模宅地等の特例が適用できる場合の限度面積

━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2017/11/08(第307号)━━
■□
□■ 【実践!相続税対策】-知っているといないでは大違い!
■□
□■  ”基本を正しく理解し、時間をかけて対策しよう!”
■□      http://www.tm-tax.com/souzoku/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

皆様、おはようございます。
資産税チームの宮田雅世です。

最近は、秋晴れで心地よいお天気が続いていますね。

お休みの日にお天気が良いと、洗濯物や布団干しをしますが、
お日様の力はすごいなあと、改めて実感します。

では、本日の「実践!相続税対策」よろしくお願いいたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■
■□ 複数の小規模宅地等の特例が適用できる場合の限度面積
□■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●土地を相続で取得する場合、小規模宅地等の特例(評価減)の
適用は欠かせませんね。

このメルマガでも、何回も書いてきました。

複数の土地がある場合には、どの土地にこの特例を適用するか
によって、評価額がずい分違ってきます。

この特例には、いくつかの要件がありますが、今回はその要件
のうち、限度面積について取り上げたいと思います。

●特例の対象となる宅地は、事業用宅地、居住用宅地、貸付事業
用宅地があります。

事業用は店舗や倉庫、工場など事業に使っている敷地、居住用
は自宅の敷地、貸付事業用はアパートやマンションなどの敷地、
アスファルト舗装した駐車場なども入ります。

適用可能な限度面積は、事業用宅地が400m2、居住用宅地は330m2、
貸付事業用宅地は200m2まで、となっています。

これらの限度面積ですが、一つの宅地だけでなく、複数の宅地
を有している場合、要件を満たせば、併用が可能です。

●ただし、注意しなければならないのは、組み合わせによって、
限度面積が異なることです。

事業用宅地と居住用宅地を併用する場合は、それぞれの限度面
積まで、最大限適用することが可能です。

すなわち、事業用400m2、居住用330m2の合計730m2まで、評価減
することができます。

しかもこれらの宅地は、80%も評価減することができるのです。

●一方、貸付事業用宅地の場合、限度面積は200m2ですが、貸付事
業用宅地とその他の宅地を併用する場合は、それぞれフルに限度
面積まで評価減をすることはできません。

換算計算をしなければならないのです。

ちょっと難しいですが、次の計算式までしか、評価減をすること
ができません。

事業用面積×200/400 + 居住用面積×200/330 + 貸付用面積≦200m2

上記の式の意味は、それぞれの宅地の面積を、200m2に換算して、
合計200m2までしか、評価減はできませんよ、ということです。

●貸付事業用宅地が入らなければ、換算をしなくてもいいのですが、
貸付事業用宅地が入ると、換算しなければならないのです。

一般的には、事業用宅地があることがめずらしいので、通常は、
居住用宅地だけか、居住用宅地と貸付事業用宅地、というケース
が多いですね。

また、貸付事業用宅地の場合は、評価減割合は50%であり、事業
用宅地や、居住用宅地の80%よりも低くなっています。

●複数の土地を相続する場合は、どこの土地に小規模宅地等の特例
を使うか、シミュレーションしてみなければなりません。

減額される金額が大きいものから適用するのが、納税額を少なく
することになります。

路線価が高いところに不動産賃貸物件を所有していたり、駐車場
を有していたりする場合には、50%の減額割合でも、減額される
金額が大きい場合もあります。

●また、これに誰が取得する土地を評価減するか、などもからんで
きますので、ちょっと複雑になってきます。

いくつかシミュレーションが必要になる場合は、是非、ご相談し
ていただき、早目にどこを評価減するのが良いのか、知っておく
ことも、遺産分割では重要になってきますね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【入会無料!】━
■『東京メトロポリタン相続クラブ』のご案内
http://www.tm-tax.com/souzoku/
──────────────────────────────
相続の「かかりつけ医」を目指して、当クラブを発足しました。
相続についてのお悩み・疑問等を、お気軽にご相談ください。

当相続クラブは、入会金・年会費は一切無料で、次のようなサー
ビスを提供しています。

●入会特典:わかりやすい「相続・贈与ハンドブック」進呈
●初回相談無料、その後の電話・メール等での相談も無料
●相続税の簡易シミュレーションを無料で提供
●メルマガ、相続贈与マガジン(郵送)による情報提供
●弊社主催のセミナーにご招待
●信頼できる他士業(司法書士、弁護士、鑑定士等)のご紹介
●相続税申告や対策業務を、会員割引価格にて提供  等々

詳しくは、下記サイトをご覧ください。
【東京メトロポリタン相続クラブ】
http://www.tm-tax.com/souzoku/

皆様のお申し込みを、お待ちしております。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<編集後記>

「今週の一本」は「マイティ・ソー バトルロイヤル」です。
この作品は、アメコミの一つです。私がよく観るアメコミには、
マーベルとDCという2大系列があります。

マーベルはアイアンマンやソーなどのアベンジャーズシリーズ、
DCはバットマンやワンダーウーマンなどのジャスティスシリー
ズ・・・これだけシリーズ化されると、どっちがどっちか分からなく
なりますね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

電話でのお問い合わせは			0120-924-666

メールでのご相談はこちら