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親族等にお金を貸している場合

━━━━━━━━━━━━━━━━━  2017/11/22(第309号)━━
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皆様、おはようございます。
資産税チームの利根川裕行です。

本日は11月22日ということで、「いい夫婦」の日ですね。

少し前にニュースになっていたのですが、明治安田生命保険が
行ったアンケートによると、夫婦関係が「円満」または「まあ
円満」と回答された方の割合は、76.1%だったようです。

また、「円満」と答えた夫婦の、平日の平均会話時間は113分だ
とか。

平日の平均会話時間が113分・・・・。結構な時間、会話してい
るんだなと思ったのは、私だけでしょうか?

ちなみに、私は夫婦円満だと思っておりますが、妻はどう思っ
ているのか怖くて聞けません(笑)。

では、本日の「実践!相続税対策」よろしくお願いいたします。

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■□  親族等にお金を貸している場合
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●生前に、親族等に対しお金を貸していた、ということを耳にする
ことがあります。

他人や知人に対するお金の貸し借りは、トラブルの種になるため、
控えられている方がほとんどだと思います。

しかし、親戚等の間柄であると、断り切れずか、お金の貸し借り
が実行されているということなのでしょう。

●親族間だと、金銭消費貸借契約書など取り交わさずに、口約束だ
けで行われているケースが多いと思われます。

このような場合に、貸手側または借手側に相続が発生した場合、
どうなるでしょうか?

●貸手側に相続が発生した場合、貸していたお金の残債は、貸付金
として相続財産の対象となります。

しかし、口約束でのお金の貸し借りのため、書面がありません。

相続人の方は、この貸付金の存在を知らない可能性が高いため、
結果的に、相続財産から漏れてしまう可能性があります。

相続財産から漏れただけならまだしも、相続人が請求しなければ
それをいいことに、最悪、踏み倒されてお金が戻ってこないこと
も、多いのではないでしょうか。

●また、借手側に相続が発生した場合、貸手側は、その借手側の相
続人に返済を求めることになります。

借手側の相続人が、債務について、素直に認めてくれればよいの
ですが、そうでない場合は厄介です。

世代が離れることで、親密度も低くなってくるため、返済が困難
となる可能性も考えられます。

金銭消費貸借契約書等があれば、契約書に基づき返済を求めるこ
こが可能なのですが。

●もし、現時点で親族等にお金を貸し付けており、書面での契約が
なされていない場合、直ぐに書面での取り交わしを行うことをお
勧めいたします。

場合によっては、早めの返済をお願いできるのであれば、そちら
の方がベターでしょう。

なお、金銭消費貸借契約書には、貸付日や返済期間、返済方法等
の貸付け条件が、明確に記載されることになります。

●金銭消費貸借契約書を、公正証書で作成しておく方法もあります。

強制執行の条項を入れることで、借手側の返済が滞った場合など
裁判をせずに、借手の財産の差し押さえができるのです。

また、公正証書の原本は、公証役場に保存されるので、紛失等の
心配はいりません。

●親族等に口頭でお金を貸している場合、どちらかに相続が発生す
ることで、複雑な状況に陥ります。

そうならないためにも、生前に、状況を知り得る当事者間で、後々
問題が生じないような対策を取っておく必要があります。

金銭消費貸借契約書等を書面で残し、かつ、お金の貸し借りにつ
いては、すべて家族に伝えておくことが重要です。

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<編集後記>
ある打合せのなかで、「何ができるか」「何をやるのか」ではな
く「なぜ、やるのか?」が重要ですね、という話になりました。

「なぜ?」に焦点を当てたアプローチです。なぜ?に焦点を当て
ると、考え・方向性が明確になってきます。

さらに、それを紙に書くなど、目に見える形を取ると、なおさら
です。
なぜ、相続対策をするのか・・・?考えをまとめるために、是非
我々をご活用ください。

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