HOME > メルマガ 実践!相続税対策 > 土地と建物の所有者が違う場合

土地と建物の所有者が違う場合

━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2018/04/11(第329号)━━
■□
□■ 【実践!相続税対策】-知っているといないでは大違い!
■□
□■  ”基本を正しく理解し、時間をかけて対策しよう!”
■□      http://www.tm-tax.com/souzoku/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

私が担当するのは、確定申告中から久しぶりとなります。

確定申告中は、皆、確定申告業務に没頭しています。特に今年
の申告では譲渡、贈与などが多かったですから、このメルマガ
を書いている資産税部メンバーは、超多忙でした。

そこで、チェックのみ担当の私が確定申告中は書いていること
が多かった、ということです(笑)。

その分、確定申告が終わったら皆に多く書いてもらいました。

ということで、本日も「実践!相続税対策」よろしくお願いい
たします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■
■□  土地と建物の所有者が違う場合
□■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●親の土地に、子がマイホームを建てて住んでいるケースや、

個人の土地に、自分の会社がアパートを所有していて、賃貸し
ているケースなど、

土地と建物の所有者が違うケースは、結構多いものです。
昨今、賃貸経営の法人化によっても、増えてきました。

●この場合に問題になるのは、借地権の問題です。

人の土地に建物を建てるということは、建物を建てた人は原則
として、借地権を持つ、ということになります。

土地を持っている人は、土地が使えなくなってしまいますから、
財産価値が減ってしまいます。

その財産価値が借地権であり、家を建てた人に移動するわけです。

●そこで、借地権課税の問題が起こってきます。

家を建てた人は、借地権という財産を持つのですから、本来は、
その際に何らかの対価を支払う必要があります。

すなわち、借地権を買い取る、借地権の権利金を支払うのが本来
です。

●地主さんも、他人が家を建てるのであれば、タダで建てさせるわ
けはないでしょう。

20年などの借地契約をして、まとまったお金(権利金)をもらう
のが一般的です。

親子や自分の会社であっても、税法的にはそうする必要があります。

借地権割合は、60%、70%のところが多いですから、かなりの金額
になります。

●ただし、息子であったり、自分の会社である場合には、権利金を
取るなどはしないのも、通常です。

そこで、借地権の権利金分について、親から子、あるいは自分の
会社に、タダであげた=贈与をした、という扱いをされてしまう
可能性があるのです。

そこに多額の税金をかけられてしまう恐れがあります。

●これを回避するには、相手が個人であるか、法人であるかで違っ
てきます。

相手が法人である場合には、「土地の無償返還に関する届出」と
いう制度があります。

法人は借地権を持たず、将来土地は無償で地主さんに返しますよ、
という届出を、法人と地主さんの連名で税務署に届けます。

これで、借地権の課税の問題は回避されます。

あとは、法人は地主さんに通常の地代を払っていけば、問題あり
ません。

●この無償返還の届出、個人間でも使えると思っている人がいた
ので、今回このメルマガで取り上げました。

無償返還の届出は、一方が法人である場合のみ、使えます。
個人と個人の場合は、使うことができません。

では、個人間の場合はどうするのがよいのでしょうか?

●たとえば、父親の土地に息子がマイホームを建てたとします。

この時に、息子が自分も所得があるから、悪いからと言って
通常の地代を親に支払うと、

息子は借地権を持っているということになり、借地権の贈与課
税を受けてしまう可能性があるのです。

したがって、おかしな話ではありますが、息子さんは親に地代
を支払ってはいけません。

●支払うのであれば、土地の固定資産税の金額までです。

父親のその土地の固定資産税を負担する程度にとどめておく、
ということです。

すなわち、土地はタダで借りるか、固定資産税を負担する程度
ということですね。

これを使用貸借といいます。

使用貸借にすることにより、息子は借地権は持っていない、と
いうことになり、課税問題は発生しないことになります。

●土地を法人へ貸す場合は、無償返還、

子など個人に貸す場合は、使用貸借、

ということになりますね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【入会無料!】━
■『東京メトロポリタン相続クラブ』のご案内
http://www.tm-tax.com/souzoku/
──────────────────────────────
相続の「かかりつけ医」を目指して、当クラブを発足しました。
相続についてのお悩み・疑問等を、お気軽にご相談ください。

当相続クラブは、入会金・年会費は一切無料で、次のようなサー
ビスを提供しています。

●入会特典:わかりやすい「相続・贈与ハンドブック」進呈
●初回相談無料、その後の電話・メール等での相談も無料
●相続税の簡易シミュレーションを無料で提供
●メルマガ、相続贈与マガジン(郵送)による情報提供
●弊社主催のセミナーにご招待
●信頼できる他士業(司法書士、弁護士、鑑定士等)のご紹介
●相続税申告や対策業務を、会員割引価格にて提供  等々

詳しくは、下記サイトをご覧ください。
【東京メトロポリタン相続クラブ】
http://www.tm-tax.com/souzoku/

皆様のお申し込みを、お待ちしております。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<編集後記>

先日弊社のホームページの分析をしてもらったところ、メルマガ
から来ている人が非常に多いことがわかりました。ホームページ
を見に来る方の85%がメルマガから、ということでした。

このメルマガの他、不動産税金相談室のメルマガや実践!社長の
財務メルマガも含めてです。やはりメルマガを長くやってきてい
るので、情報がたくさん貯まっており、検索でヒットする確率が
高いのでしょうね。やはり「継続は力なり」です!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

税理士が確定申告の代行をします

メールでの確定申告のご相談はこちら

電話でのお問い合わせは			0120-924-666

メールでのご相談はこちら