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相続登記がされていない土地の登録免許税の免税措置

Q 数か月前、父が亡くなり、父の住んでいた自宅の土地建物は、私が相続する
ことになりました。ところが、この土地建物は15年前に亡くなった祖父の
名義のままになっていました。

祖父の相続の際には、同居していた父が相続したとのこと。ただ登記がされ
ていません。この場合平成30年の改正により登録免許税がかからずに登記
ができるらしいですが、これに該当するのでしょうか?

A 平成30年の税制改正で「相続により土地を取得した個人が、登記をしない
で死亡した場合の登録免許税の免税措置」というものができました。

ご質問のケースは、これに該当しますので、登録免許税は免税になります。
ただし、いくつか注意点があります。

1つには、この免税措置は、平成30年4月1日から平成33年3月31日
までに登記を行った場合に限るということです。3年間に限定して相続登記
がされていない土地の登記を進めようということです。

2つ目には、免税になるのは土地の登録免許税だけで、建物は免税にはなら
ないということです。

そして3つ目が重要ですが、免税になるのは登記名義人から死亡した個人へ
の名義変更の登記である、ということです。

すなわち、祖父から父への変更登記が免税になるのであり、父からご質問者
への名義変更の登記は、免税にはなりません。

この点、上記のケースであれば、祖父からご質問者へ1回の登記で名義変更
することが可能であり、その場合には、登録免許税は免税にはなりません。
死亡した個人への名義変更登記ではないからです。

したがって、上記のようなケースでは平成30年の税制改正はあまり使われ
ないことになりますね。

祖父から父の代への相続が、たとえば父の兄弟との共有の相続である場合は
いったんその登記を行った上で、父からご質問者への登記が行われますので
そのようなケースでは、平成30年度の改正は使われるのかと思います。

詳しくは、登記の専門家である司法書士の先生に、ご確認いただければと
思います。

≪担当:北岡≫
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※本文で紹介させていただいた内容は、概略となります。
詳細につきましては、税務署または税理士等の専門家にご確認ください。
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