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修繕費か資本的支出か

Q アパートが古くなってきたので、間取りを変更したり、床や壁の張替え、
システムキッチンを入れたり、お風呂もユニットバスに取替え、トイレの
便器も交換したりしています。
これらは修繕費になるのか、それとも資産に計上して減価償却をするの
(資本的支出)か、その判断基準などはどのようにするのでしょうか?

A これらを修繕費か資産計上かを判断するのは、一概には言えるものでは
ありません。

まずは、かかった費用の詳細な明細を、きちんともらっておくことが大事
です。その上で、各工事や資産ごとに、判断をしていきます。

判断の基本的な基準としては、その費用が修理・維持管理に通常要する費
用の範疇に入れば修繕費、資産の価値を増加させる費用やその資産の使用
可能期間を延長する費用の範疇に入れば、資産計上となります。

具体的には、家屋の床の既存部分の取替え、畳の表替え、毀損したガラス
の取替え、障子、襖の張替え、ドア、トイレ、台所、換気扇の修理、部屋
の改装工事、原状維持のための家屋や壁の塗り替えなどは修繕費になるで
しょう。

なお、用途変更のための模様替え、キッチン・ユニットバスの取替え、外
壁を吹き付けからタイルに変更するなどの費用は、資産計上になります。
ただし、修繕部分を含む場合は、一部修繕費で処理することになります。

内容的には上記のようになりますが、その上で、支出した金額で判断する
ことになります。

まず20万円までの修繕費用であれば、それが資産計上すべきものであって
も修繕費とすることができます。

備品などの購入の場合は、1個または1組が10万円未満のものであれば、
費用として処理することができます。

さらに青色申告をしている場合には、上記の20万円、10万円を超えても、
30万円までであれば、少額減価償却資産の特例として費用処理することが
できます。ただし、これはトータル年間300万円までです。

また、修繕費か資産計上か不明な場合は、60万円までの費用は費用処理で
できるという通達もあります。

金額による判断をする場合は、どこまでが1つの判定単位なのか、どの
金額を使うのか、わかりづらい点がありますので、専門家によく聞いて
判断をすることをお勧めします。
≪担当:北岡≫
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※ 本文で紹介させていただいた内容は、概略となります。
詳細につきましては、税務署または税理士等の専門家にご確認ください。
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掲載の内容は、作成日時点の法令等に基づいております。
実際のお取引の際には、改めて該当法令等をご確認ください。

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