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相続後の不動産登記

━━━━━ 2019/04/24(第383号)━━

■実践!相続税対策

 知っているといないでは大違い!
 基本を理解し時間をかけて対策しよう

 by 東京メトロポリタン税理士法人
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『相続後の不動産登記』

●おはようございます。税理士の宮田雅世です。

相続や贈与で、不動産を取得する方は、結構いらっしゃることと思
います。
その手続きの際に、まず確認するのが、不動産の登記簿謄本です。

●実際に贈与する方や、被相続人の名義になっていれば、特に問題
ありませんが、過去に相続で取得した際に、名義変更していないこ
とがあります。

贈与を受けた場合は、自分の所有物を明らかにするために、通常は
名義変更を行っていると思われます。

●一方、相続の場合には、相続登記をしていないことが多々ありま
す。
特に昔の相続では、民法が現在と異なるため、相続人や相続人の順
位も異なっていました。

家督相続という、長男が相続することが法律で定められていた時代
もありました。このような理由から、登記をしていなかったことも
考えられます。

●そもそも、相続登記はいつまでに登記しなければいけないという
義務はありません。

ただ、義務ではないからといって、そのままにしておくと、後々の
譲渡や相続の際に、大変手間がかかってしまいます。

●相続があった際には、その土地の所有者が被相続人であるかどう
かを、登記により確認します。

被相続人の不動産であるのに、登記が先代のままになっていれば、
先代の相続時に、名義変更していなかったことになりますから、遡
って手続きすることになります。

●そのためには、先代の相続時の遺産分割協議書を探すか、なけれ
ば改めて作成し、当時の相続人全員に印鑑をもらう必要があります。

当時の相続人全員と連絡が取れ、もめることがなければ、スムーズ
にいくのでしょうが、そんな簡単にはいきません。

●遺産分割でもめることも考えられますし、さらには当時の相続人
が既に亡くなっている場合は、亡くなった方の相続人全員に印鑑を
もらう必要があります。

また、行方不明の相続人がいる場合も考えられます。その場合は、
戸籍の附票などで住所を追っていくなどして、探さなければなりま
せん。

●このように、相続人が多ければ多いほど、手間がかかりますし、
時間もかかります。

その当時に登記をしていなかっただけで、その後の相続に大きく影
響しますので、義務ではなくても、相続登記は自分のためでなく、
子や孫のために必ずしておくことをお勧めします。

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【編集後記】

今号は、平成最後の相続税メルマガとなりました。
新たな時代に向けて、気を引き締めていこうという思いになります。
その前に、10連休は有意義に過ごしたいですね。

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