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エンディングノートでできること

━━━━━ 2019/05/08(第385号)━━

■実践!相続税対策

 知っているといないでは大違い!
 基本を理解し時間をかけて対策しよう

 by 東京メトロポリタン税理士法人
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『エンディングノートでできること』

●おはようございます。税理士の利根川裕行です。

先日、ネットニュースで、ある自治体が、無料でエンディングノー
トを配布し始めた、という記事を目にしました。

エンディングノートの無料配布については、以前から、いろんな団
体が行っております。

WEBで検索すると、無料でダウンロードできるHPがありますの
で、ご興味のある方は、ご確認いただければと思います。

●今回、このエンディングノートでできることについて、簡単にま
とめてみたいと思います。

なお、エンディングノートへの記載内容等につきましては、当メル
マガ第192号にも書いてありますので、そちらもご参照ください。

●まず、エンディングノートの位置づけですが、ここを間違えると
トラブルの原因となる可能性があるため、要注意です。

エンディングノートと、遺言書を比較するかたちで、説明していき
たいと思います。

●まず、エンディングノートへの記載事項は、法的拘束力を持ちま
せん。

エンディングノートに遺産分割内容を記載しても、法的な効力はな
い、ということです。

逆に言えば、法的拘束力を持たないため、気軽に自由に書けるのが、
エンディングノートなのです。

●遺産分割について、法的拘束力を持たせるには、遺言書が必要と
なります。

法的効力を持たせるために、遺言書には民法に従った厳格な様式や
形式があるのです。

一般的には、エンディングノートで考えや想いをまとめてから、遺
言書を作成するという流れになります。

●では、エンディングノートの必要性を、少し考えてみたいと思い
ます。

・これまでの人生の振り返り、思い出や記録を残すきっかけとなる

・特に、家族への想いを、目に見える形で遺すことができる

・葬儀問題や、相続手続きの際に、家族が慌てることがなくなる

・財産の棚卸しができることで、遺産分割や生前贈与対策がしやす
くなる

●紙に書くといった、目に見える形にすることで、家族への想い、
感謝の念が蘇ってくるものと思います。

また、紙に書くという行為により、自分の考えを整理でき、家族等
に自分の気持ちを伝えることも可能です。

相続の際には、遺産分割内容に関する想いや、背景を伝えることに
役立つことにつながります。

●エンディングノートを利用して、遺言書の内容をまとめた場合、
その想いなどを、遺言書に付言事項として記載することもできます。

付言事項は、法定な拘束力はありませんが、心の相続となります。

「争続」は気持ちの問題と言われていますので、争続を回避するこ
とにつながるかもしれません。

●このように、エンディングノートは、相続に対し、ご自身の考え
をまとめ、伝えるためのツールにもなり得ます。

遺産分割、相続税対策にもつながっていきますので、ご興味のある
方は、ご利用されてみてはいかがでしょうか。
 

●弊社でも、エンディングノートは用意しています。

今後、東京メトロポリタン相続クラブの会員様限定で、セミナー等
のイベントと連動する形で贈呈させていただこうと考えております。

近日中は、下記セミナーを企画しておりますので、よろしければ是
非、ご参加ください。

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【編集後記】

本年6月11日に相続クラブ会員向けのセミナーを開催致します。
今回は、講師に司法書士の先生をお招きして、主に家族信託の活用
をテーマにお話しいただきます。上記にご案内していますので、
ご興味のある方・お時間のご都合がよろしい方は、是非、ご参加い
ただければと思います。

電話でのお問い合わせは0120-924-666

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