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認知症対策と遺言書

━━━━━ 2019/05/29(第388号)━━

■実践!相続税対策

 知っているといないでは大違い!
 基本を理解し時間をかけて対策しよう

 by 東京メトロポリタン税理士法人
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『認知症対策と遺言書』

●おはようございます。税理士の宮田雅世です。

ご案内しておりました「認知症対策と家族信託の活用」セミナーは、
定員に達したため、締め切らせていただきました。

多数のお申込み、誠にありがとうございました。

●近年、増え続けている認知症は、いつ自分や家族の身に生じるか、
誰にも予想できません。

家族信託もそうですが、認知症になってからでは遅いので、そうな
る前に対策することがとても大切です。

●昨年の民法改正により、遺言書についても注目されています。
改正により、自筆証書遺言が書きやすくなってきたからです。

これも認知症対策の1つと言えますね。
認知症は意思能力がなく、そのような状態では遺言書を書くことが
できません。

意思能力がはっきりしている元気なときに、遺言書を書いておくこ
とが、望ましいですね。

●遺言書には大きく2つの種類があります。

1つは改正のあった自筆証書遺言であり、もう1つは公正証書遺言
です。それぞれ特徴があります。

●自筆証書遺言は、その名のとおり自筆で書く遺言です。

民法改正により、今年からその方式が緩和され、財産目録などの添
付書類は、自筆でなくてもよくなったため、気軽に書けることがメ
リットです。

さらに、2020年7月から法務局での保管が可能となり、紛失や相続
人による破棄、改ざんなどの恐れがなくなります。

●ただし、自筆証書遺言は手軽な反面、遺言書の形式要件を満たし
ていなかったり、内容に不備があると、遺言が無効になってしまう
可能性があります。

また、遺言書作成時に、意思能力があったのか、身近にいる相続人
が書かせたのではないかなど、争いになることもあります。

●一方、公正証書遺言は、公証人が作成し、2人以上の証人が必要
であるため、自筆証書遺言と比べると、無効になりにくいと言えま
す。

ただし、作成のための費用がかかることになります。

●このように、自筆証書遺言と公正証書遺言には、それぞれメリッ
ト、デメリットがあります。

気軽に自分の気持ちを書き留めておくだけで十分であれば、自筆証
書遺言で十分でしょう。

●ただし、相続人の仲があまり良くない場合や、確実に遺言内容を
実現したい方は、公正証書遺言の方をお勧めします。

まずは、自筆証書遺言から始め、ある程度、気持ちが固まったとこ
ろで、公正証書遺言を作成すると、安心かも知れませんね。

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【編集後記】

先日、久しぶりに車を運転しました。ほぼペーパードライバー状態
でしたので、主人から指導を受けながら、なんとか運転できたよう
なもの。まずは、一人で乗れるようになることが目標ですね。

車を運転する私より、助手席の主人の方が緊張で疲れたって、よっ
ぽどひどい運転なんでしょうね。

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