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争族にならないために

2016.09.28 | 新着情報

━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2016/09/28(第249号)━━
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皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

 昨日は、東京メトロポリタン相続クラブの第2回定期セミナー
 を行いました。

 弊社資産税部長、利根川による「エンディングノート」の
 セミナーでした。

 私も聞きながら、少しエンディングノートを書いてみました。

 これは、自分の相続を考えるようになった方が書く、というよ
 りも、自分史を残していくために書く、これから何をしたいの
 かを明確にするために書く、というような気がしましたね。

 エンディングノートは、書店やアマゾンなどでもいろいろ売ら
 れているようです。是非、皆様も気に入ったエンディングノー
 トを探してみて、時間をかけてじっくり書いてみてはいかがで
 しょうか?

 セミナーにご参加いただいた皆様、ありがとうございます。

 ということで、本日の「実践!相続税対策」よろしくお願いい
 たします。

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■□  争族にならないために
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●昨日のセミナーの中で、利根川が話していましたが、生前の
 対策では、相続税の節税対策よりも、財産の分割対策の方が
 重要ではないかと思います。

 それだけ、親の死後に遺産をめぐる争い、いわゆる争族にな
 ってしまうケースが多いですね。

 それも昨今、増えているように感じます。

●その最大の理由は、親の意思、考えが残された遺族にしっか
 りと伝わっていないからです。

 親が亡くなる頃には、多くの場合、子どもたちが一緒には住
 んでいないでしょうし、

 一緒に住んでいたとしても、財産分けのことはなかなか話さ
 ないものです。

 また、同居している子だけに話したり、時々会った時に個別
 に話していたとしても、全員一緒に話すということはなかな
 かありません。

●また、遺言などがあっても、財産をどのように分けるか、だ
 け書いてあり、なぜそのように分けるか、という理由が書い
 ていないことがほとんどです。

 それを見た子どもたちが、「なぜ、○○だけ財産をたくさん
 もらうんだ?」「あいつは、昔こんなにお金をもらっている
 じゃないか!」とか、いろいろな思いが出てきて、だんだん
 妄想が膨らみ、争族になっていったりします。

●もし、親がその場にいて「長男にはこう、次男にはこう、長
 女にはこう」、「お父さんはこういう思いで決めたんだから
 兄弟仲良くしろよ。」と言えば、皆納得するのではないでし
 ょうか?

●それを行うのが、遺言の付言事項であり、またエンディング
 ノートに書いておいてもいいでしょう。

 特に、遺言の付言事項は効果があるのでは、と思います。

 付言事項は、遺言書の最後に、家族への感謝や謝りたいこと
 などと共に、どういう思いでこの遺言を書いたのか、どうい
 う理由でこのような財産分けにしたのか、を書くものです。

 また、自分の死後どのように皆にしていって欲しいか、など
 も書いてもよいでしょう。

●親の死後、親への感謝の気持ちや悲しみの気持ちがある中で、
 親族で遺言を開封する時は、厳かな気持ちがあるでしょう。

 そんな中で、付言事項を読んで、親の自分たちに対する思い
 を感じた時、きっとじ~んときて、皆でお父さんの思いのと
 おりにしよう、と思うのではないでしょうか...?

 そうなれば、争族にはならないのではないか、なる確率は相
 当減るのではないか、と思います。

 是非、遺言書を書く時には、このような付言事項を必ずつけ
 るようにして欲しいですね。

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<編集後記>

 先々週書きましたが、妻の実家が熊本で父親が今年亡くなって
 いますので、今もろもろの相続手続きをしています。特に震災
 の災免法のこともあり、今週は熊本に行ってくる予定です。
 なかなかないことでもあり、役所などでいろいろ聞いてこよう
 かなと思っています。

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